「リセットすること~時代と弾き方~」

このところ、コンクール(コンペティション)の課題曲に取り組む
レッスンが続いています。

コンクールの良いところは、「課題曲」というものがあるので、
好きな曲にこだわらず、いろいろな曲に取り組めるという点も
あると思います。

それは、時には「あまり好きではない作曲家」の曲であったり、
「苦手なジャンルの曲」であったり・・・ということもあります。

わたくし自身、ショパンやラフマニノフといったロマンティックな
メロディと、やたらに「音が多い!」作曲家が大好き!!という・・

やっぱり「好きなジャンル」はあるものですから・・・

コンクールの課題曲によって

「お~~!こんな素敵な曲があったのね!」
「この作曲家にこんな一面が」

と発見したり、

「この生徒さんは、この作曲家のことが大好きだったのね」
「この作曲家の曲を弾くと、とても魅力的ね」

など、生徒さんに対する新発見もあったり・・・


こういったところも、コンクールの良い点だと思います。


一方、課題曲は、異なる時代の曲を弾くことが多いため、
色々な時代の曲の傾向(流行)、奏法を学ぶことが出来るのも
とても良い勉強になると思っています。

私は、曲や作曲家の生きた時代背景、歴史背景、国のこと・・・
こういったことをレッスンすることも、たいせつだと考えています。

時代が違えば、奏法も変える・・・こういったこともレッスンに
取り入れていっておりますが、2曲続けると、それらが
混じってしまう弾き方になることもあり、最近、曲と曲の間に
リセットさせる方法も取り入れるようになりました。

リセット弾き・・・

と、生徒さんとの間で呼んでいるのですが、効果はあるようです。

コンクールや検定に取り組みながら、同時に、曲を通して、
その背景や歴史、また、鍵盤楽器や音楽の歴史を学んでいけたら
良いと思っています。